オフィス近くに最近できたお気に入りの店がこのうどん居酒屋。
「立ち呑みうどん酒場 うまげな」
中央区日本橋茅場町2-11-1
各線茅場町駅徒歩2分
ガラス張りの引き戸を入ると、ガテン系の風貌の店員たちの威勢の良い掛け声に迎えられる。店内はお世辞にもお洒落とは言えないけれど、木目を基調としていて親しみが沸く。
店の売りは格安の値段、串天、そしてうどん。ドリンクが圧倒的に安く、1番高いビールが450円。フードも500円を超えるものがほとんどなく、つまみのメニューの中心となる串天は100~180円。この串天というのは、串に刺さった簡易天ぷらのことで、衣が天ぷらより薄くてどんどん食べられる。具のメニューが20種類近くあって飽きないけれど、揚げたてでないと味がぐんと落ちるので注意が必要。卓上にはこの串天を付けるソースが置かれており、関西の串かつ屋のように「2度づけ禁止!」と書かれているのが面白い。
締めで食べるうどんが美味。ぶっかけ、熱ぶっかけと讃岐風に食べるうどんは、コシが強くて喉越しが良い。ダシは瀬戸内の片口いわしと利尻の昆布を讃岐産醤油で独自に混ぜ合わせたものらしい。最後まで飲み干せる味。
ランチタイムはうどん屋として営業。通常のうどんの他に、肉汁つけめんという面白いメニューがある。皿に盛られたうどんを辛口のツケダレに浸して食べる。うどんはもっちりとしたコシがあって美味しく、ツケダレは魚介系のダシベースに唐辛子と油が加えられていてかなりオリジナリティに溢れる味。好みが別れそうだけれど、個人的にはうどんとの相性は悪くないと思う。
軽くさくっと飲みたい日、ただ腹ごしらえはしっかりとしたい日にもってこいの店。
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